お手入れの手順
消毒・毛質チェック
まず始めに脱毛箇所の消毒をします。その際お客様の毛の状態を確認させていただきます。
施術準備
脱毛箇所全体に冷却ジェルをぬっていきます。
ゴーグル装着
お目元を保護するゴーグルをつけていただきます。
施術開始
お客様の毛の状態にあったフィルターを装着し照射していきます。
冷却
照射後は冷タオルでしっかり冷やします。
アフターケア
最後にアフタートリートメントのジェルとミルクを塗布して完了です。アフタートリートメントのジェルとミルクは沈静・消炎・保湿・抗菌などの効果がありデリケートな脱毛後のお肌を守ってくれます。
※翌日以降、照射した個所からも毛はいつも通り伸びてきます。
だいたい照射2~3週間後に抜け落ちが確認出来ます。
脱毛効果をUPさせ、痛みを減らす4つのポイント
日焼けをしないよう
脱毛中は常に気をつけること日焼けがダメな理由は、脱毛機は黒いものに反応するように出来ています。
日焼けをすると毛ではなく、肌に反応してしまうため肌負担が大きくなるので火傷を引き起こす要因につながります。
また日焼けにより肌の乾燥する原因にもなります。保湿をしっかり心がけること
お肌が乾燥していると肌負担が大きくなるおで痛みや赤みなどが出やすくなります。
よってあまりにも乾燥がひどいとパワーを上げることができなくなってしまいます。
パワーの設定は効果にもつながりますので保湿はとっても重要です。
脱毛後は特に肌が乾燥しやすくなりますので保湿は心がけてください。前日は飲みすぎに注意し、
早めに休むこと寝不足、疲れ、飲みすぎ、病後などで免疫力が低下している時は痛みを感じやすくなります。
前日はなるべく早めに休むようにしましょう。
またお肌の乾燥も痛みの感じ方に影響します。ビタミンCをしっかりとること
そして一番おすすめなのがビタミンCをしっかり摂取することです。
脱毛中は勿論ですが脱毛・減毛後のお肌のことを今からしっかり考えてくことも大切です。
せっかく毛が無くなったのに今度はシミやニキビ跡、剃刀負けの跡などが気になりだしては元も子もありません。
そのためにもビタミンCの摂取をお勧めします。
ビタミンCの主な効果
コラーゲンの
合成へ作用
皮膚、粘膜、骨、血管を強くする美白効果
シミそばかすを改善、メラニンの生成を抑制、
ニキビ・傷跡の改善抗酸化作用
若々しさを保つ風邪の予防
免疫力を高める飲酒時に発生する
アセトアルデヒドの分解サポート過剰な皮脂分泌を抑制する作用
ニキビの炎症を
抑える
私達の体はストレス、喫煙、寝不足、激しい運動などで活性酸素が増えてくると、健康を維持するためビタミンCを大量に消費します。
喫煙やストレス、疲れがたまっている方は特にしっかり取ることを心がけましょう。
ビタミンCの上手なとり方
ビタミンC一度にたくさん摂取しても蓄積できないのですぐに排出されてしまいます。
そのため一日100mgを3回の食事で分けてとることが良いと言われています。
一度に1000mgや2000mgと大量にとっても蓄積できないのであまり意味はありません。
とりすぎると下痢をすることもあるのでご注意ください。

ビタミンCの多い食べ物
- 赤ピーマン、メキャベツ、ブロッコリー、ゴーヤ、モロヘイヤ、ジャガイモ、キウイ、柿、グァバ、ゆず、焼のり、煎茶、アセロラジュース
このように健康な体や生活を心がける事は脱毛・減毛の効果をよりUPさせ、痛みの軽減にも繋がります。
また『毛がなくなれば終了』ではなく、脱毛・減毛後の仕上がりを常に想像しつつ、同時にお肌の状態を見据えて、今からケアしていく事もとても大切なポイントです。
当店使用の
脱毛機について
お客様の毛の状態に合わせたメンズ専用機
当店で使用している脱毛機はメンズ専用に作られたものです。
特にヒゲは体毛と違い想像以上にしぶといものです。
そのため、女性のサロンでも使用されている脱毛機では2度射ちや3度射ちをして対応しているのが現状です。
重ね射ちをすれば肌負担はかなり大きくなるうえ、何と言ってもお客様自身が痛みに耐える時間も長くなります。
当店では重ね射ちをしなくても、剛毛から産毛まで、お客様の毛の状態に合わせて4種類のフィルターを使い分けることでしっかり処理していきます。
(かりに重ね射ちをしてもやけどにはなりません)
知っておきたい
毛の知識
毛が生えるしくみ
私たちの実際に目に見えている毛は全体の30%です。
毛はその根元にある毛乳頭と、毛穴の途中にある皮脂腺から供給される毛の因子ケラチン(タンパク質の一種)によってつくられます。
また成長期・退行期・休止期のうち光を照射して効果があるのは成長期の毛のみになります。
そのうち成長期の毛はだいたい5~15%と言われています。
この毛周期(成長期・退行期・休止期)は全ての毛穴にあり、ひとつひとつがバラバラで周期を繰り返しています。
もし全ての毛周期が同じ人がいたとすると、成長期には体中に毛がフサフサ。退行期に入りある日一気に抜け落ちて、休止期は体中の毛が全くない人になってしまいます。こうならないために毛は全てがバラバラで毛周期を繰り返しているのです。
脱毛が一度のお手入れで完了しないのは、こういった毛周期が関係しているからなのです。

毛周期

毛は生えて、抜けて、また生えるということを一つの毛穴の中で何度もくり返しています。
この周期を毛周期といい、成長期、退行期、休止期の3段階に分かれます。
成長期
毛が生まれ、栄養がどんどん供給されて成長する時期
退行期
怪我毛乳頭から離れて、栄養の供給がストップすることにより、抜ける準備をしている時期
休止期
毛をつくる活動を休止している時期